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文楽 [芸能関係]



珍しく文楽を観てきました。

お仕事(というほどのものではないけど)系Twitterでフォロワーさんがサマーレイトショーなるものに行かれて激褒めしてたのを目にし、検索してみれば…、
うほっ、最後の作品、何だか好物そう♪
<HPから勝手に拝借>

これは一大スペクタルっぽいワ[黒ハート]

千秋楽の日、丁度クラノスケがご飯いらないというのも
後押しとなって、四半世紀ぶりに行ってきました。

タイトルは「日本振袖始」ということでなんのこっちゃ?と見当もつかないのですが、
八岐大蛇退治の半ば舞踊劇のようなもので
とっても楽しめました。

丁度石見神楽のようなものに興味があったこともあり
激しい動きを期待してたのですが
舞もさることながら大蛇の化身岩長姫がうつくしいーーー!

たまに見せる鬼の表情とか
電飾付きの大蛇の派手さとか
音や光を含めた演出とか
居並ぶ太夫、楽器隊の語りの素晴らしさとか
期待を上回る感動的なひと時でした。

ただ最近はライヴといえばGB標準になっているので
欲を言うなら人形の表情を大画面で楽しめるスクリーンがあればなぁとか
爽やかな色の衣装のスサノオノミコトが見栄を切る度声をかけたいな、とかw
コール&レスポンス有りの文楽とかあれば面白そうなんて思ってしまいました。

そのぐらいこの演目は躍動感があって心湧きたつというかウキウキものでした。
(ただの派手な舞台好きということだけかもしれないのだけど)
も一回じっくり堪能したいワ~。








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最終回のちょっとおまけ [芸能関係]



復讐・粛清が主軸のこのドラマ、
元々恋愛シーンはそれほど多くはなかったのだけど、
前半は高麗王とのときめきを伴うような純愛がメインで、
後半は元の皇帝への雛鳥と親鳥のような関係からスタートした慈愛のようなのがメインでしたでしょうか。

高麗王はわたくしのイメージでは劉備玄徳的でも一つなんというかお好みではなく、
一方の皇帝はとても応援したくなるのだけれどとても憧れの対象にはなり得ないというか、
あのルックスでなければ恐らく許せない…w
(スンニャンも惚れられているのをいいことに
 困ったちゃん皇帝の権力を目的達成のため利用しようとして側室になったぐらい)

そんな中、作中唯一認めることが出来た…いえ、
後半は静かながらも信頼に足る男性、
結果ぐんぐんメチャ美味しい役どころとなったのがタルタル氏。

最初は「霜花店」の王様の相手なんぢゃないか?と検索をしてみたこともあったのですが、
ただ髪型が似てただけみたいw

元々はヨンチョル丞相派閥でありながら権力奪取を狙うペガン将軍の甥っ子。
ペガンが脳みそが筋肉で出来てるんぢゃないかと思われるような単純な武闘派のため
懐刀というか軍師的存在。
打倒ヨンチョルの野望を抱くペガンとともに影で寝返りスンニャンを支援。
側室として宮廷に入ることを目指すスンニャンにお妃教育を施したことから
スンニャンからは学問の師として一目置かれ
相反した時期もあれば何かと頼りにされていた時期も。

ペガン&スンニャン派がヨンチョル派に勝利し、次の丞相となった結果暴走したため
甥ながら涙をのんで刃を向けることになり
終盤は丞相として名実ともにスンニャンの支えに。
元朝最後の丞相として反乱軍との戦いでお亡くなりになるという。(残念ながら伝令死)




最後の大粛清の際は皇帝の味方をも欺く計略で罷免されれるものの
密命を帯び、スンニャンにゴニョゴニョ。
ホホ…某ドラマの某氏を思い出したワ。
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頭脳明晰なだけではなく、腕もたつのだー。
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冷徹に任務遂行。
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でも、後からみた最初の頃のネット動画で、
皇帝暗殺の密命を遂行できなくて
ペガンと一緒に投獄されムチでシバかれ許しを請う情けないお姿を拝見ww
こんな時代もあったのね~♪
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このお方に妻子はいたのだろうかとかくだらないこと考えちゃいますた♪
ペガンおじさんが付いてくるのは嫌だけど、
側室でいいからお世話になりたいのはこの人かしら?
(夫や雇用主にするのはチェックが厳しそうで大変そうだー)

「ファン・ジニ」のムミョンの時もそうだったけど
わたくしってヒロインを離れた所から見守るようなタイプに萌えを覚える傾向があるみたいでしね。
ちょっとした清涼剤のような、安心できるお方でした。
生きていて欲しかったワ~。



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これが涙の最終回 [芸能関係]



昨日は穏やかに涙を流しながら動画サイトを見て
キャプチャー取りなんかしているうちに涙も乾いてきたのですが、
頭ん中にはBGMがぐるぐる…。
(ドラマに嵌ったときのパターンで道を歩いてても鼻歌が)

このまま作中の気分に浸っていたいと思わずにはいられなかったけれど
ついにクラノスケが帰ってくる時間に。

あー現実に戻りたくないと恨めしく思ったもののそういう訳にもいかず…。
でもやっぱりくーーーっと辛くなってきて
隣の部屋で涙ダラダラ。

思い直して晩御飯を作っていたら
「最終回どうやったん?」みたいなことを声かけられて
「なかなか良かったよ」みたいな返事をしてたのですが、
二人の最後のシーンを思い出すと切なくて。

それまで気が付かなかったけどサブタイトルが
「二つの愛 涙の誓い」だったことを思い出して
皇帝と国王の二人の愛のことを言ってるんだと思ってたのが、
回想シーンに重ねられた息子アユ(アユルシリダラ)皇太子の問いかけへの返事から
元と高麗という二つの国への愛のことも掛けてるのだと初めて気づき
そのことを話そうと思ったら、口を開くだけで泣けそうで…。

ということで、激しくも穏やかな最終回。


敵の集会に首領に化けて乗り込んで自ら弓を引いて戦う皇后スンニャン。
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アホだったけど、スンニャンの教育を受け賢になり、ひたすら信じ愛し続けた皇帝。
盛られ続けた毒のために自らの最期を悟り…
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敵のラスボスは長年信頼してきた側近の宦官だったことをつきとめ、敵を一堂に集め成敗へ。
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ヨンチョル亡き後、元王朝最後の丞相となったスンニャンの師匠・タルタルがまず1人目の首をはね、
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大粛清の開始。
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ラスボスに向かう皇帝。
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自ら太刀を突き刺し号泣。
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皇太后も自死し、静かな日々を置いてスンニャンの膝の上で眠るように逝った皇帝。
元朝は衰退し、北に退いて北元として続くことに。
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最後はお約束の回想シーン。
あー、やっぱりここが使われたのねな、前半の爽やかな記憶。うるる~。
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続けて前日放送のスンニャンが皇后に即位した日。
(本編では式後、最初の子供までなした元高麗王はその秘密を知った皇帝自らの手で殺されることに。
元高麗王もそれがスンニャンを護るための口封じであることを悟り、自ら死を望むような経緯が。
どれだけ値打ちのある女なんだーと思ったけど、
確かにこの二人よりはとても有能。)
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ドラマのタイトルは「奇皇后」。
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終盤緊張感一杯でとても疲れたけど面白い展開でした。
愛って、第一印象がアホでも育まれて行くものなのね。
みなの憧れのような高麗王より子犬の目をした皇帝を応援したくなったもの。




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やっぱり涙の最終回 [芸能関係]



陽光麗らかに差し込む部屋のパソ前で泣いてます。うるる~~( ;∀;)

ということでドラマチックにかつ穏やかにドラマは終わり、
これからもいっかい動画サイトで鑑賞。
(今までもなぜにここ?!という重要なシーンが割愛されてることが多数!!)



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きょうはこれから最終回! [芸能関係]



嵌ってしまったドラマとは…10年ぶりぐらいにみた人生数本目の韓流。
お昼時にテーブル脇の小さなテレビをつけたら
「あ、『ファン・ジニ』の人だ」ということで、しばらくチャンネルそのまんま。

「ファン・ジニ」というのは今までの人生唯一嵌った韓流ドラマで、
「妓生」への興味本位で見始めたら第一話から涙涙、今までで一番泣いたという。
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その主人公・美貌のスーパー妓生を演じてた女優さんが
女であることを隠してるやんちゃくれの少年役だったため
「似合わないーw しかもどっから見ても女にしか見えなーい」と
やや不自然な設定に一体どんな話なんだ?とその場限りのつもりで見続けてしまったのがきっかけ。
(タイトルからして王朝ものなので、やがて蝶が羽化する如く変身するんだろうけどとは思いつつ)

見覚えのある…んん?これはもしやあの?な主要人物がもう一人いて
それがDVD借りてまで見たことがあるドロドロ愛憎劇の王朝物の男しか愛せない王様。
「あの人じゃないかー!」www
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サン12.pngサン14.png


見始めたのが数話目だったので誰が敵でだれが味方かを判別するようなところから始まり、
ご飯時に適当につけてみてたのだけどCMが長すぎて
やがてブルーレイに録画して1.5倍速でストーリーを追うようになり、
ついにそれらを消去することが出来なくなってしまうほどに。

高麗時代の話なのだけど、舞台はほぼほぼ元時代の大都(今の北京)。
宮廷で権勢を振るう丞相一族に立ち向かい滅ぼし、貢女から皇后に上り詰めていくというお話~。


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主人公スンニャンは丞相ヨンチョルの息子タンギセに高麗から元に貢女として移送され中に母を殺され
男の子として強く生きて行くことを決意。
武術に長け、町の義賊的な愚連隊みたいなのの頭目に。

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放浪中の身分を隠した後の高麗王と反目したことがきっかけで
親しい間柄に。

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そこへ流刑でやってきた丞相ヨンチョルに命を狙われている元の皇太子。
命を守るためアホを装ってる風でもあるけど、実もアホ。

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護衛についたスンニャンを生まれたてのひな鳥が初めて見たものを親と思うような心持ちで親しみを覚え、
反発しあいながらも心を通わせるように。

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スンニャンが男であると信じきってるものの、愛しさを感じずにはいられない後の高麗王。

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スンニャンの前でのみ心を開ける皇太子。

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えーっと誰かに似てる?
ちょっとした瞬間に要潤氏とかDAIGO氏とか長瀬智也氏?


皇太子を流刑にしたヨンチョルの真の目的は暗殺。
タンギセ(=ヨンチョルの息子)を派遣して高麗の地で皇太子を亡き者にし、
その責任を高麗に負わせようと画策するのだけど
高麗の国と王家を護りたいスンニャンたちは命がけで阻止。

皇太子自身は死んだことになって隠遁したいと願っていたくらいで
ヨンチョルが怖く、とにかく自らを守ることが一番。

スンニャンの必死の働きで二人はなんとか追手から逃れ、
皇太子は高麗の都で保護されることになったものの、
ヨンチョルから命を狙われている皇太子は傀儡になってまで生き延びることを決意してたため
元の兵に襲われたと言えず、
高麗の兵に襲われたと偽証。
それがため、スンニャンの父が拷問の末獄死。
(生き別れていたものの少し前に親子と判明。皇太子護衛の責任者だった)

更に復讐の思いを募らせるスンニャンを、女と見破ったタンギセが側室にしようとし
激しく逆らったため貢女として元の宮廷に送り込まれ奴婢同然の雑用係として働かされることに。

宮廷ではヨンチョルが先帝を弑したため、皇太子が皇帝に即位。
自分が仇と思われてるとも気が付かずスンニャン似の女性の姿になったスンニャンにラブラブ。
(後にスンニャンと判り、タンギセから守るため女官として手元に)

同じ頃、一度王位についたものの元皇太子暗殺未遂の一件で廃位された高麗王も元に拘束されることに。
元高麗王はスンニャンの母が殺された際、逃げるきっかけを作ってくれた王子でもあり、
二人の間には愛が育まれてゆき、結婚の約束の後元高麗王が一足先に帰国の途へ。

一夜の契りでスンニャンは妊娠、生まれる直前に宮中から出る手はずだったけれど、
皇后(=ヨンチョルの娘)の企てた側室暗殺の陰謀に巻き込まれ、道中周囲全員皆殺し。
唯一逃げおおせ、赤ん坊を産み落とすのだけど、直後追手に崖に追い詰められ、別々に落水。

生まれたばかりの赤ん坊は死んだものと思われ、
両親に続き赤ちゃんまで失ったスンニャンは
この後、打倒ヨンチョル一派と手を組み皇帝の側室候補として宮廷へ。
ヨンチョル丞相が亡くなった後も次々と敵を倒しながら皇后にまで上り詰め粛清していくというお話。


でもこの赤ん坊って拾われ、
たまたま近くに滞在中の妊娠を偽装していた皇后が皇太子として育てることになったのでしよね。

ワハハ~、残忍な皇后はじめ丞相一派が、自分を敵と目するものの子を大事に育てる…!
この有り得ない展開のドロドロさに嵌ってしまいました。

いよいよ本日51話が完結…!
うー、楽しみでもあり、寂しくもありでございます。









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愛の行方 [芸能関係]



いけない傾向である…。
わたくしのなかで熾り始めた愛の炎が
徐々にたぎり、行き場を失い沸きあがる…うぅ、この感覚、久しぶりだワ。

数年ぶりに廃人化ドラマに遭遇。

後半どんどん面白くなるにつれ
息をのむような緊張感で画面に向かうようになってきて
最終的にはテレビで見たあとに再び動画サイトへ。
(テレビだと丸々1時間のものが四十数分に割愛されてるのよ~←しかもなぜここ⁈なシーンが!)

とはいえ十数年前のようなネット浸け生活のようになるのをとどまらせているのは
そう、それが再放送ドラマだから。

ネットはネタバレの底なし沼~。


以前の廃人街道まっしぐらの時と似ているのは
特定の誰かに惚れたハれたという訳ではないというところぐらいでしょうか。

ヒーローやその役を演じてる俳優さんへの恋心はそれほどでもなく、
恋愛模様に関しては行方が気になるというより、甘美な恋の湯に浸かって楽しんでるという感じ?
(いきさつ的にはむちゃくちゃハードな状況なんだけど)

それとやっぱりわたくし、知略に富んで、成功の階段を上って行く女の人が好きなのかも~。
男をやり込める負けない女性に憧れてしまふ~。
目的のためには憎まれる存在になったとしても、常に人を大きな愛で包もうとしてるのでしよね。

それより何より一番わたくしを虜にしたのは
毎回終盤に「えっ?!」とか「そんなのありぃ?!」「一体どうなるの?!」といったストーリー展開。
ええっ、ここで「続く」?! あー、明日が待ち遠しい!(バタバタ←悶える)

でもネットを覗いてしまえば画像も動画もあらすじも一杯~。

…ということで、自制するのが大変。
前半数話を見ていなかったこともあって、
テレビ局の番組案内サイトの各話のあらすじとウィキペディアだけは解禁としたのだけど
おぉーっ それらだけでも後悔、見なきゃ良かった!!orz…が各所に。

流石にここしばらくはお話畳まなきゃ感が漂う強引過ぎな展開が気になりつつあったのですが
いよいよ明日は51話目・最終回!

うう、泣くんだろうか、
なんとかロスになってしまうんだろうか。
それとも舞台が壮大過ぎるだけにつまんない?

ドラマについて具体的な紹介&燃える思いwを書ければいいのですが…。
とにかくこんな日々を送ってます。




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キャンギャではないけれど Ⅲ [芸能関係]



「犬夜叉」ライブビューイング観ました。
無題.jpgHPから拝借

感想は…
キャンさんよかったよ!
みんなよかった!
犬夜叉よかった!

物語が感動的とか切な過ぎるとかそんな類のものではなく
凄いよー、仕上がってるよー、
いよっ、キャンさんおっとこ前ー!
くぅー、かっこいいー!

…と、ケツギャでも惚れそうになる出来で
うむ、これぞプロ魂を見た!って感じでしたでしょうか。

昨年の「悟空」続いての舞台ライブビューイングで
序盤はヤンチャぶりが目立つキャラ設定に昨年と同じ感じ?
アクション多いのなら「新感線」みたいなちょっと凝った大人向きのをやってよなんて
思わずにはいられなかったのですが…。

今年は恋あり、チューあり
しかも映画館はどアップありで
タイプぢゃないけどホントキレイなルックス。
キャー、キャンさまー[黒ハート]
惚れてまうがな~、でも「クズ界のニューフェイス」ww

台詞は明瞭で(普段はカミカミな人)
ワイヤーを捜したくなるようなアクロバティックな立ち回りは
うー、流石!

そしてカーテンコール時のグダグダ感や危険を伴うリップサービスなんかが
これまた楽しみで、
期待に違わぬ内容で笑わしてくれましたw

周囲から座長として信頼・尊敬されている感もよく伝わったし
千秋楽を迎えたみんなの離れがたい感がヒシヒシ。

もちろん脇の方々も文句なしの出来栄え。
桔梗役の方の第一声は宝塚の男役的凛々しさが感じられたし
かごめもハキハキ。
ベテランお二人は言うまでもないけど
昔のシーンでか細い少女だった楓がこのばあさんに繋がるのかと思うと面白かったです。
せっかくのイケメントリオはもちっと掘り下げて描かれていてもよかったかも。
(というか短い時間に詰め込まれ過ぎてて、存在が説明に終始しフルに活用されてないもったいない感が)

多分役者メインに活動を続けておられる方にとっては
煽りと体を張った芸だけでここまでやってきた弾けないギタリストに対して
最初は不安があったかもしれないけど、
稽古を重ねる中での努力と成長ぶり&役者としての華や納得の完成っぷりに
キャンさんよくやった!みたいな称賛を感じずにはいられませんでした。
キャンさんって共演者を掘れさせる魅力があるんでしょうね。

多分この後は打ち上げ。
個人的には大人になってからこういうのがなくって…実はとっても羨ましかったりします。

うーなんかプロジェクトないかしら。。なんて思うけどないわw
ないけど、とりあえず明日も頑張る~!(アマに毛が生えたようなもんですが)
そんな力をもらえる舞台でした。


ところで蛇足的話ですが
今回も特にキャンギャではないので直前まで強い気持ちで行こうと決めてたわけではありませんでした。
舞台評次第かな~って感じでチケット先行発売はスルー。

そして、当日の深夜0時に映画館のサイトで予約を入れようと思っていたのですが。

大阪市内の上映館は4館。
最初に見たところは意外にもガラガラで大丈夫~?って感じ。
たった2席しか埋まっておらず、選び放題。
でも他を見たら残席僅かだったので、迷わすガラガラの劇場で購入。
決済を済ませてサイトに戻っても新たには3席しか売れておらず、
俄かに不安が。

何?ここだけなんで埋まってないの?
音響がすっごく悪いとか
シートがぼろいとか
何ー何ー何何ー何ー何何何何(why?!)

検索してみたのだけれど特にヒットするものはなくって
12時20分頃にパソを閉じてお風呂入って就寝。

で、当日他に寄るところもあるのでお昼頃出かける準備をしてたら
上映館から電話が入り、
ダブルブッキングとのお知らせが。
えーっ、こんなことってあるのねーとビックリ!
幸い別の席が用意されてて有難いことに予約した時と同じように中央通路脇だったのですが
わたくしの隣に座ったおにいさんも一度他のシートの方とチケットを示して照会しあってて
多分同様な感じ。連絡がとれなかったのかしらね。
良席をご用意してくれてたので不満なんかは全然ないけど
不備の原因というか理由を興味津々でとても知りたかった~w
すぐ近くの劇場は前の方にぽつんと1席だけ空いてるぐらいの埋まり様だったので
担当者の方は焦ったと思うー。
鉄ヲに話すと「引きずり降ろされなくてよかったね」(ユナイテッド航空の一件を踏まえて)とのことですた。



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今頃ですが「コクリコ坂から」みました [芸能関係]



半月以上放置してたのですが、クラノスケが録画して残してたアニメ「コクリコ坂から」のテレビverを観ました。

彼は「三丁目の夕日」以来どうもノスタルジック映画がお好きなようで、
今回も何がどうというワケではないのだけど良かったとの感想で
とりあえず消去せず置いといてもらったもの。

うーむ、またも時代感をこれでもかとばかりに詰め込み過ぎたジブリ映画かと思って見始めたのだけど…
予想に違わぬ展開。
あぁ、重い、スタッフの努力が、スタッフの肩腰の痛みや眼精疲労が
のしかかってきそうな画面だワ~~wと思いつつ鑑賞。

あぁでもなんとなく知ってるというか記憶の先にしみついた世界。
(あ、とりあえずまだ産まれてないですが)
一々心の中で、知ってるー、こんなのあったー、こんなだったーというののオンパレード。

アスファルトじゃない舗装道路でしょー、
ビニールレザーの椅子でしょー、
ごっついガスの五徳でしょー、
ワンピースに合わせた三つ折りの白い靴下でしょー、
元病院のyちゃんちでしょー・・・

海辺の町はなんとなく神戸のジェームス山や塩屋界隈にも似ている様な気がしました。
(うぅ、八王子住んでた頃はたまに横浜行ったけど、ノスタルジックな横浜知らないのよね
 むしろ後半出てきた桜木町とかホテル・ニュー・グランドに興味が)
小さい頃憧れたような下見板張りの家が点在。
(いや、今でもメンテや断熱性のことを考えなければ憧れる)
ハイカラな遠い世界。
昔はもっと沢山異人館風の建物が残ってたかもー。
ココ家の近所であんな建物って警察の旧館かyちゃんちみたいなのしかなかったワ。
(因みにyちゃんちは自宅が元病院で当時の病院は元旅館を転用したもの)

でも次第に坂の下の商店街とか横浜の運河からは海の匂い…というか磯臭さが感じられなくもないようになってきました。
まあこんなのって個人の経験の積み重ねによるものなんでしょうけどね。
お肉屋さんの揚げ物の匂いとか、魚屋さんの匂いとかも~。

それでも1963年的なものをこれでもかと満載感一杯な画面にはちょっとお腹いっぱい。
女子が集うリビングのテーブルにさりげなく置かれてる雑誌の表紙が何気なくソレイユだったりすることに
なんっか一番イラッとしましたw
ここまで気配りしてるアピールみたいにとれてしまったのだワ。

あと、高校の部室として使われてる洋館を直すのに
古いペンキを落としたりサンドペーペーもかけず、養生なしで作業しちまう粗っぽさに
ブーブーww
わたくしペンキ塗りは周囲の養生と乾くのを待っての重ね塗りが仕事の極意と信じております。
でも、素人がなんでも自分でやっちまおうという精神は昭和的で好感がもてましたワ。

それと町の建物やお店の看板も何となくペンキがハゲ落ちたり
家の壁のホーロー看板が色あせたり錆やホコリでくすんでいた風だったけど
当時はピッカピカの新品だったのでは?との疑問も。

気になる点でいえば、やっぱジブリって着物描くのへったくそすぎ~。
特に子供三人とおかあさんが写ったモノクロ写真のおかあさんの紋付が…???

合唱や集会文化に関しては、映像の中でしか知らない訳なのだけれど
団塊の世代的風潮なのかな~と理解。
わたくしの中学では「合唱部」ではなく「歌声クラブ」とか言ってたような気がしますw
1960年代に合併してできた中学校だから当時の名残なのかも。

とかなんとか前半色々心の中で突っ込みながら見てた訳なのですが…
ストーリーの一つの柱は義理の兄妹の恋愛もので、それが解った時点で
ここまで盛るか的あざとさは織り込み済みというより
あぁこれは完全に団塊の世代に向けた懐古…いえ、回顧映画なのだと理解。

舟木一夫と松原智恵子の映画だときっと二人は心中するのだワ。
(私が子供の頃の少女漫画にはまだ愛し合った二人が義兄妹とか硫酸ぶっかけ事件というのが頻出してたような気が)

制作側は背景にちりばめただけでなく映画全体に盛った1963年を感じて欲しかったわけなのでしよね!!

BGMもすっごく時代感が出ていて
ワハハ、最終的に涙が流れてたわたくしもやっぱ昭和女子なのだワと思わずには。

多分この映画制作の目的の半分は「あれあれ、あったー」かと。
もう半分は当時の若人の生態と
義理の兄妹かもしれない二人の愛の行方なのでそかね。

今ではなくタイムスリップした1963年に、この当時の人が観たらどう思うのかを知りたいところです。
(すごいアニメ技術とだけ思われても困るから実写でも可)
リアルタイムの青春群像としてどう評価されるのか興味がわきます♪


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その後がありましてん [芸能関係]



先日M御大を観劇した後、
半ばまだ夢の中というか、舞台の世界に頭を侵食されたまま帰路の地下鉄で遭遇してしまった
盛り髪に朱色のドレスのスレンダーなマダム…。
アントワネット風の髪型から心の中で勝手にマリーさんと名付け、

>半世紀前はモデルで今は芸術家バーのマダム?
>な、なんかついて行って半生を伺ってみたかったワ。

と、その人となりに興味津々だったのでございますが、
昨夜それが判明いたしました。

晩御飯作ってるタイミングで、冷蔵庫並びのつけっ放しのちびっこいテレビに映ってて
「あ、この人ー!」となんか材料だったか道具だったかを手に持ったまま画面に走り寄ったというw



(すぐに写せるスマホって便利だと思ったワ)

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姫は…社長さんだったのね。。

当然のことながら、一人でホームに居たり電車乗ってるときにオホホとほほ笑んだりされてる訳はなく
ふっつーな固い表情でおられる姿から察するに
な~んとなく社会経験を積まれた現役就業中の方という香りを感じずにはいられなかったのですが、
「自ら広告塔を務める 花嫁衣裳レンタル業の名物女性社長」さんだったとは。

うーんん、、、
わたくしが知らなかっただけで、
テレビの露出も多いそこそこ有名人だったみたい?

前々回ブログをあっぷするに当たって「オナペッツ」という名が思い出せず、
絵を描いて「こーんな頭の二人組の名前なんだっけ?」と家族にきいて回って
「それがどーしたん?」「いや、そんな髪型した人見てん」という流れがあったのだけど、
「この前言ってたのこの人ー」って騒いでても
なーんだって感じで、クラノスケもどこかでちょっと知ってたみたいでした。

個人的には
黒や赤、紫のドレスに指なしの黒手袋、
長目のキセルからの紫煙が漂う部屋でアンニュイな雰囲気を醸しつつも
壁に突き当たって飲んだくれる若造をたしなめ導く
華麗なる遍歴の後の訳知りマダムで居て欲しかったような気が。


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毛皮のマリー [芸能関係]



何を隠そう…って、いえ、どこかで言ったことがある気もするのだけれど
わたくし中・高生時代は演劇部。
宝塚大好きっ子だったけど、ヒロインに憧れて…という訳ではなく
中学の時の「走れメロス」の王様とか「夕鶴」の惣どが主な役?!

高校入学時には美術部!と思っていたのに
友人に引っ張られ…楽しかったけど不本意ながらの入部ではありました。

その部室というのが旧校舎を区切った一角で、壁いっぱいに映画のポスターが貼られ、
棚には何冊かの舞台写真集が。

恐らく何代も前の先輩方が購入されたか
OBの方々からの寄贈品?

そんな中の一冊が「天井桟敷」の舞台写真集(多分)で、
なんだかおどろおどろしい見てはいけない感漂う白黒写真の世界に
「ちょっと昔っぽいけど東京ぢゃこんなのがあるんだ~」というのが、最初の出会いでした。
かくて宝塚大好きっこな女子高生の頭には
演劇界のアバンギャルドというか一番尖った人々の舞台=アングラとしてインプットされることに。

目を引いたのはもちろん!バスタブのM御大と、我らが不破じいことマエストロ麿氏。
以来「毛皮のマリー」は、わたくしの中ではアングラ演劇を代表する象徴的かつ伝説的作品の地位を占め続けてきたのでありました。

それから幾星霜?
少し前に読売新聞にM御大のインタビュー記事が連載されていて
ふむふむと興味深く読んでいたのだけれど終盤再演の告知が。
ワハハ~、御大商売上手だワと思ったけど、
丁度生協のカタログで見ちゃったものだから、のっかっちゃいましたw


ということで、この度「毛皮のマリー」、初観劇。
m.jpg

舞台の雰囲気はこんな感じ。(今回の配役は別)
https://www.youtube.com/watch?v=ZJKSNcCuoAM


レトロな蓄音器から流れてくるような雑音だらけのBGMの音が大きくなるに連れ、
こちらのワクワク感も次第に高まり…―開幕。
偶然先日堺のミュシャ館に久々に展示を見に行ったところだったから
ミュシャ尽くしの家具の舞台セットには目を見張らされました。
孔雀色の照明(勝手に思った)や、夫々の衣裳に世紀末感満載!!

欲を言えば麿さまのダンスを見たいところだったけど
WAHAHAの梅垣氏も遜色ないはまり役(比べてないからわかんないけど)
その他も必要十分過ぎるほどの的を射た配役で
最初から最後まで隙のない文句なしの舞台運び。

唯一心残りだったのは猥雑な乱痴気騒ぎのモブ・シーン中のラインダンスで
スタンディングで拍手喝さいできなかったこと?
GBのライブに慣れ切った身としては、振りをしたり名前を呼んだり
参加することが鑑賞マナーみたいに擦り込まれちゃってるところがあって
男子のヒモパンに馴染める自分がコワイ~~w

狂乱のうちに幕を下ろした一幕に対して二幕目では
木村彰吾氏演じる船乗り(役のため体重増やしました?)に主人公の男娼マリーさんが身の上話を。

もちろん御大のドレスの裾さばきも鮮やかに匂い立たんばかりの華やかさで観客を魅了する技の
並ぶ者のない確かさは言うまでもありませんが
回想の際、少女(ホントは少年だけど)にもなり、憎らしい相手役にも瞬時に変わってみせる
熟練の演技力にいつもながら感動ー!…というかすでに快感でさえあるワ。
これぞ御大の真骨頂♪
コンサートの時も歌そのものよりそっちが楽しみだったりします。

マリーさんが息子欣也を得るいきさつに、ひょっとしたら作り話かも~?なんて小さな疑念に揺れつつも
幾筋か涙が。
しっとりとしたシーンに周りの席でもすっかりほだされシクシク忍び泣く気配が感じられました。

そしてその告白をきっかけに舞台は大きく転換され
というか、華麗な孔雀色のアール・ヌーヴォーのインテリアは引き剥がされ
現れたのは荒涼たる町はずれの見世物小屋の舞台裏的…というか
ぶっちゃけお馴染み寺山修司的セット。

あー、なんか「田園に死す」の映画みたいー、と思ってるうちに
舞台はキラキラと神々しい光を放ち(これはM御大の演出らしい)、
満場の拍手喝さいのうちに終幕となりました。
もし出演者に屋号があったなら叫んでたと思う。
(GBは名前呼び捨てだけど、御大には出来ないw)

筋書きの上でのオチとしてはいささか弱い運びではありましたが
それを補って余りある構成? 役者の力量?

原作者寺山氏に関しては
どっちが紅テントでどっちが黒テントだっけ~?とよく唐氏とごっちゃになるほどで、
映画を観たとか
BLの祖ともいえる竹宮恵子氏が師の一人として慕ってるとかぐらいの接点。
(ジルベールと欣也が被ったワ~、「風と木の詩」は父子ものだけど)
母子の関係の面においてもテレビ番組「知ってるつもり?!」での紹介を鵜呑みにしたレベルで、
(母親が病的に息子に執着して逃れられない)
赤い糸で繕われた家族写真とか、ちょこっと読んだことのある随筆からは
自分の人生を脚色・演出してる感が強く、ややうざい印象を持ち続けておりました。

まあそんな感じでつまみ食い程度の知る機会しかなかったわけでしたが、
最終的に舞台から受け取ったのは60~70年代新宿の時代の息吹。

ああ、御大の舞台だと思わずにはいられなかったオープニングに対し、
エンディングは寺山色に覆われ
断片的とはいえ、近代サブカル史における氏の位置づけをちょこちょこっとばかり仕入れたこともあって
60年代安保とか、「あしたのジョー」とか、映画「田園に死す」「草迷宮」、横尾忠則、カルメン・マキ…
知ってる限りの氏のイメージをひっくるめた総括作品、
=氏へのオマージュと感じずにはいられなかったわたくしでした。


ロビーのお花。
深紅のユリ&
IMG_20160602_142154-001.jpg

濃い赤紫の胡蝶蘭
IMG_20160602_141935.jpg


そうそう、帰り道の地下鉄ホームで衆目を集めて歩く奥村チヨになりそこねたオナペッツのような
ロココヘアーに朱色のレースのドレスを纏ったシルバーな女性に遭遇しました。
半世紀前はモデルで今は芸術家バーのマダム?(勝手に想像)
な、なんかついて行って半生を伺ってみたかったワ。


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♪ ただひとときは与えられ やがて間もなく奪われる [芸能関係]



どこの駅だったか、わたくしを誘った一枚のポスター。
sinn.jpg
う、うるわしい…。

行こうかどうか迷ってると、クラノスケもいっぺんくらいは行ってみたいというものだから
背中を押されたような感じで行ってみました。
今のスターさんのことなんかぜんっぜんわからないし、
カップルで観劇なんて、ワハハ完全にファミリー・レジャーだワ。
このドラマみたせいかしら??


別段燃えてた訳ではないけど、
公演の数日前になったらうろ覚えの歌が鼻歌に。
GBのときは振りのおさらいするところが、
どういう訳か宝塚の再演の場合は意味なく歌っちゃうw
それほど期待してるつもりはなかったけれど
やっぱウキウキワクワク気分が高揚してくるのかしらね。

そう、これは再演、初演は1981年、わたくし多感な少女~~w
まだまだ宝塚なんて一人では行けない遠い遠い別世界、
テレビ放送をβのビデオデッキを手動で操作しながら見ておりました。

計算するのも恐ろしいほど久々の作品のオープニングでは
出演者が舞台上を埋め尽くさんばかりの華やかさに…

涙しました。
(…って、5年前の「虞美人」の時も同じだったような)

もはやばかばかしさとか空しさのようなものさえとうに卓越した
これでもかといわんばかりの華麗さは、観る者を圧倒し、
こ、これぞ束の間のかりそめの夢の世界。

しかも歌詞 ♪ 恋の曼荼羅五十四帖 恋の抜け殻五十四帖~

うぅっ、ザ・恋の平安絵巻~~~!

身体を反らした後ろ姿の女性の髪が十二単の上に流れる様なんかはもう
おぉっ、ザ・国風文化~~!

初演のお雛様が動いた的なオープニングも歓声をあげんばかりの感動でしたが、
(以前ちょびっと紹介http://zokubarobeya.blog.so-net.ne.jp/archive/20121205
なぜに今は泣けてくる?


細かい感想については、やっぱり昔と比べずにはいられないのですが、

舞台、派手。
特にライティング。
もうすっごくキラキラ~

物足りなかったのは話のテンポがすっごく早かったこと。
クラノスケはよくあれだけの時間に(1時間半強)
あれだけの話を詰め込めたもんだと感心しておりましたが、
わたくしとしては場面場面をもちっと引っ張って欲しかったような。(特に前半)
ためが足りないというか、もう一節、もう一押し歌って、舞って(オネガイ)って感じで、
ダイジェスト版とまではいわないけれど、尺のためにチマチマ編集したテレビ放送を見ているような印象でした。

二本立ての一本目だったせいかフィナーレはなく、
因果応報、打ちのめされ、自らの思い上がりに気づいた源氏が
(妻を寝とられた訳だけどさほど女三宮を愛してたようには思えない為、若い二人にプライドを傷つけられたショックの方が問題で、わたくし的には父帝との比ではないように思えるのですけど…でも、判り易い!)
そうそうたる供ぞろえで宮中へ向かおうとするところで終幕。

この終わり方のせいでわたくしの中で余計にクローズアップされたのが…、
位人臣を極めた源氏の傲慢さや自己ちゅーぶり。
帝の子で才能に長けた超イケメンなら何をしてもいいの??って今頃になって気付いたワw

子供の頃は少なからず好きだったし、シチュエーションに憧れもしたものだけれど、
藤壺への思慕はマザコンの亜流のような気がするし、
紫の上に対してはつまりは今風に言うところの拉致って調教ってことではw

昔は女性の中で紫の上が一番好きだったけど、今はみんなそれなりに。
以前はなんで晩年出家したがったのか全然理解できなかったけど最近はそうでもなくなりました。
許さなかった源氏ってやっぱワガママ~。(出家しなかったから早世したのだと思う)
他の登場人物に対する見方も変わってきて、
ただの賢夫人に思えてた明石の方の方が幸せにも思えてきたり。
気がつかなかったけど、一番スリリングでドラマチックなのは藤壺の女御だワ。
初演のお陰でキライだったマダムな六条御息所と奔放な朧月夜の君はむしろ好きに。
不必要にすら思われたキャラ・末摘花は健気でお気の毒。


そして舞台を見終えた感想は、
世の移ろいは無常だけど、人の心は今も昔もおんなじなのね、でした。

うむむ…、わたくしっていつまでも恋する乙女と思っていたのだけれど、
なに?この達観したような感想。

でも、泣けました。ラストでも涙が。
ストーリーもだけど、宝塚という舞台そのものがうたかたの宴のように
感じられるお年頃だからかもしれません。


で、一夜明けてしたことは、
「ねえねえ見て見て~」と、クラノスケと一緒に昔のビデオ鑑賞。

出演者も舞台装置も綺麗だったのは今回で、
味わい深かったのが初演だったでしょうか。
出演者が皆様大人っぽく、
一番印象深かったのは道成寺のような鱗文の着物に早変わりした六条御息所と
葵の上との直接対決の舞シーンでした。
今回このシーンがなかったので六条御息所がただ縋るだけの女々しい女人に思えたのがちょっと残念。


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一年ぶりのジブリ試写会 [芸能関係]



週末の昼下がり。

男カフェでがっつりワンプレートランチ&ビールブラウニー。。
(外は古材の重い扉にアイアンワーク、中は高いカウンターまたは革ソファー&荒削りなテーブル、
 数百枚はあろうかと思われるレコードが常にプレーヤーから流されてるごっついお店で、
 カトラリーもおんもいのでしよ!)


電車に少々揺られ。。。

「こんなの寝てしまうに決まってるやんっっ!」
と、
映画盗撮防止&不正ダウンロード禁止の動画が流れ始めた時点ですでに瞼が閉じそうになってしまっていたわたくし・・

が、

「おぉっ、これは開平洋楼ぢゃないのかっっ?!」
で、
すっかり目が冴えちまい
一睡もしなかったどころかすっかり見入ってしまいました。

moimoi.jpg
(HPから拝借)

北米的というか非常にジブリちっくなお宅なのだけれど、
ちょこっとおどろおどろしいシチュが、
あの妖しの洋楼群を彷彿とさせる~。
しかも水辺って…、わたくしお好き♪


ストーリーはひと夏を道東で過ごす女の子の成長物語でした。
現実の世界と非現実の世界を行ったり来たり。
主人公たちは心がしんどかったのだけど…なんだかんだの後、後味の良いラストでした。
(現実世界のしんどい少女にはこの子たち救いがあっていいワねと思えるかも?)

やっぱりちろっと泣けちゃったし。
クラノスケも自分に重ねて泣けてきたというし。
(いや、単に幼稚園にあがるまで隣の家のばあちゃんのお世話になったというだけなんだけど、
 今から思えばまだ4~50代の筈で若かったのでしよね。多分彼のマドンナ)

先日実家で、近所の農家の親戚が持ってきてくれた採りたて野菜をもらったばかりだったわたくしとしては
主人公が一時身を寄せたお宅が
面倒な御近所づきあいも含め、人が育つための理想的家族像&環境にも思えたりもしたのだけれど、
きっとこの人たちだって紆余曲折の経験を踏まえての今なのよねと勝手に想像してみたり。

相変わらず緻密で美し過ぎる背景は
描き手の熱意というか主張が伝わり過ぎて、
個人的には重いというか鬱陶しさを感じずにはいられない場面もあったのですが、
やっぱキレイ。背景というより心に響く情景。

石の上を歩く足の裏の感触とか、夏の空の、湿度や日射しの記憶を肌に呼び起こさんばかり描写も、
流石と唸らずにはおれませんでした。
(一方で鉄道周辺とかリアルさを探求せんばかりの描写では、もう実写を流しとけとw)

映画のタイトル検索したら、
続けて予測ワードにこれからの季節が見ごろの花の名前が候補として出てきて、
そういややたら女子二人の抱き合うシーンが多かったワとw
開平洋楼をイメージしてたこともあって、
わたくし的にはどうもホラー的イメージが払拭できず…ww
怖いシチュ(取り残されたり、雷雨に遭ったり)が続くこともあって、
抱き合った二人の反対側にカメラが回る度にマーニーの顔が髑髏になってるんではないかと
牡丹燈籠化が頭をよぎったわたくしだけ?


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試写会「利休にたずねよ」 [芸能関係]



実はこの春からクラノスケがカルチャーセンターの茶道教室に通っておりまして…。
そのせいもあったのかどうか…てか、大いにあったらしいのですが、
「利休にたずねよ」見て参りました。

茶道といえば
ありんこしてた頃、興味がないのに母が勝手にお願いしてきて
花嫁修業的に二年余り通ったことがあるのですが、
すっごーーーーく苦手な世界。

日中のありんこ業務でクタクタな後のお稽古、
間違っても死にゃぁしないワ、レベルの心がけでは身につく筈もなく。
しかも先生はその周辺の大先生みたいな先生で
同じ席には生徒を持ってるような方々もたくさんいらして、
直接お尋ねするより、兄弟子に尋ねるみたいな?
でも、何をお尋ねしてよいかすら判らないというか、
先が予測出来ず、その場になって困って焦りまくるという…。

で、
建築やら美術やら着物やら色んな知識に興味を持ちだしてから
茶の湯って究極のお・も・て・な・し~。
お茶を点てることだけぢゃなくって、
斜に構えたけれんみたっぷりな演出~!
と、わたくし的には理解出来るようになってきた次第。

利休に対するわたくしのイメージって、初めてちゃんと見た(途中からだけど)大河「黄金の日日」。
ルソンの道端に転がってるような壺に破格の値をつけ、大名だちが次々と購入。
秀吉の面目丸潰な上、市場を乱す恐れのある危険人物と看做されるように。
…な~んとなくその辺のイメージはあるのですが。



始まりは利休切腹の日の夜明けからでした。
妻が明かりを携え傍らに。

そして、遡ること24年、秀吉と利休の出会いのシーンへ。
伊勢谷氏の信長が絵に描いたようなかちょ良さで秀吉との対比が見事でしたワ。
(それにしてもあの金粒、ホンモノならとてつもない重量だと思う)
数年を隔てながら利休と秀吉を巡る出来ごとが順に展開され、
次第に切腹の日へと近づいて来て、
再び冒頭の切腹当日へ。

あれ?もう2時間になる?随分早い様な…。海老蔵も老けたワね、なんて思っていると、
シーンは利休が茶人になる前の若かりし頃に。

鮮やかに描かれたのは
己の美意識に大いなる自信を持つもののその才を持て余してる大店の放蕩息子が
剃髪し、師の武野紹鴎当時弟子入りすることになる経緯 ―烈しくも悲しい恋愛事件。


そして切腹。
妻はその場から利休が後生大事にしていた品を持ち出すと…。



えと…、個人的には見るのに頑張る必要のある映画でした。
持ち得る限りの情報駆使?w

タイトル画面からしてありゃ何の花?
むくげ?なんでむくげ?
それってなんかの本で読んだことあるけど、韓国の国花。で、意味は…関係あるの??
新たな人物が出てきてもすぐには誰だか判明する台詞がなかったり、
(まぁ予測はつくのだけれど、胸の「大一大万大吉」の紋を見て三成?とか、
 細川忠興と一緒に居るから多分ガラシャ?とか)
例えば北野大茶会なんかも特に説明はなかったような。

で、モントリオールで最優秀芸術貢献賞受賞とのことでしたが、
外国人に解るのか?
宣教師たちが茶室のことをアヒル小屋と言っていたケド、
まさにその通りなんぢゃないのか?wとか。

それにしても、利休って究極のスタイリストというか自分が美の基準、
なので「利休にたずねよ」⇒利休が価値基準
ということでいいのでしかね。

見終わった感想は…まぁ面白かったケド、頭で見る映画、感情はついて来ない?
美に全てを賭ける人生にしんどいものを感じたりして。


で、帰り道珍しくクラノスケと感想を述べ合ったりして。
退屈してんぢゃなかろうかと思ったら、
まずは海老蔵のお手前始めいろんな所作に感心したとか。
あと、ラストの意味とか。
クラノスケの方が深かったワ。
「あなたがお茶を点てたかったのは誰ですか? とたずねたかったんだと思うんだケド」
おっ、おぉ~、な、なる~、そういう風に言えば美しいのねっ。
わたくし、結局最後はジェラシーかいっ?としか感じられなかったワw

「タイムリーに土下座シーンあったよねー。
  人一人の命を賭けた土下座の前だと、5億や20億の土下座も霞むワねぇ」
「でも、利休は他人の為になら土下座は出来ても、自分のことは
 たとえ秀吉が赦してやると言っても決して譲れないものがあるんだヨ」
「秀吉は切腹よりむしろ謝って欲しかったのよねぇ・・」

で、どうやらクラノスケは自分の仕事に絡めて共感する部分があったようで…。
(土下座で済むなら安いもの…でも、自分の場合譲れないのはコレみたいな)

へぇ、そうだったんだ!と、結構意外で、興味深い話が出来たような気が致しました。
そういう意味では面白かったかな~?


 


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試写会で思い出した―菜穂子といえばヴァンプ女優久保菜穂子? [芸能関係]



やたら突風の吹く映画だワ、―と思っていたら…あぁ、タイトル「風立ちぬ」w

「なんか昔同じタイトルの映画あったよね」なんて話してたのですが、
配られたチラシには
「・・・は堀辰雄の同名小説に由来する。・・・この映画は実在した堀越二郎と同時代に生きた文学者堀辰雄をごちゃまぜにして、一人の主人公‘‘二郎” に仕立てている。」とのこと。

今ウィキを見たら、映画化されたのは意外にもたった2回で、
ついでに、ヒロインの名前菜穂子は堀辰雄の別の小説に由来しているようで。

ジブリの映画って
観ない訳ではないのですが、食いつきはあまりよくない…。。
う~ん、嫌うほどのものではないのですが、
実は疲れる―。
すご~く緻密に作り込まれていて、
それが…、しんどい!

中には、一回観ただけじゃ内容がちゃんとわかんないのもあったりするくらいですが、
それよりも、作り込まれた映像美が…。
情熱の限りを尽くしたような感があって、
わかったよ、わかったよもぅ…的な?

で、今回も最初から最後まで
美しい世界が繰り広げられておりました。
風景だけでなく、
人物たちの生きざまも美しかった。

実は時代背景的には、
どっぷりわたくし向けの映画で…。

冒頭目覚める少年の眉やまつ毛はより一層凛々しく、おぉ、日本男児…!
純日本家屋の上に飛行機らしきものが設置されており、ジブリ映画の世界へ誘われる訳ですが、
それより感心したのは時代風俗の描き方。
衣服や家屋はもとより、音楽やちょっとした流行、システムまで
かなり写真を始め色んな資料を調べ尽くされたことかと。
(女性の着物に関してだけは制作の方々の関心が伝わらなかったというか、
 ところどころで表現に不満が残ったケド)
昔から丁寧な取り組み姿勢には定評ありましたが、
ペイントされたドイツ家具(先日丁度写真集を見たところ)始め、
何気ない背景・小道具・大道具までホント、努力の跡を感じずにはいられませんでした。
(まぁ、改めて自分が良く気づけるようになったということでそね)

鈴木清順ばりに
前触れもなく急に場面が転換され、
夢の世界に陥るのですが、
主人公が大人になって最初の登場シーン、
疾走する機関車、短髪クロシェ帽に短いスカートのモガ・スタイルの少女等々から
時代が大正に移ったことが判るものの、
ほどなく、大地が波打ち、
ほんの一瞬あれれ、また空想の世界?
と疑いが―違う、現実! ひょっとしてこれは…関東大震災?!

な場面を始め、
時代を追って社会的出来事や世相が次々と折り込まれて行き…、
わたくし、こんなの好きー♪

一度だけ書類に昭和7年という記述が見えたでしょうか、
―あぁ、義母の生まれた年だワ。
(なら、義父はもうすでに子供…あら、当日7月7日は生きてりゃ88歳のお誕生日の双子!)
そんなに昔のことぢゃない筈なのに、
なんか終戦で歴史が分断されちゃってる?
(まことに失礼ながら、白黒の世界のような気がして…w)

後半はどっぷり小説の世界が展開されておりました。
モデルとなった技術者も暫くは小説の主人公に。
ウィキで写真を見たら、丸眼鏡をかけ、そのまんまジブリ映画のキャラ?!(似てる~w)

ヒロインは宮崎アニメのトラディショナル、クララやクラリスが大人になったような乙女系、
主人公はマジメ一筋な飛行機バカ
色恋方面には無頓着、多大な期待を抱けないかと思いきや、

あらあら、あらあら…、あらあらあら…、
そっ、それはいかんだろっ、仮にもクララやクラリスの系譜が…、、、
でも、これって、大人のお話~~~♡

昔の人って、早くから大人だったような。
大人になるのを肯定してたというか、早く大人になりたがってた?
団塊の世代ぐらいまで、すっごく大人になるのが早かったような気がします。

「へぇ、零戦造りの話? 『ホタルノハカ』みたいな辛気臭い話嫌よ~」なんて話もしてたのですが、
もう途中からずっと滂沱の涙ー!(TдT)

幸せな筈のシーンでさえ、
勝手にその後を予感しては泣けて泣けて…今も思い出しては泣ける…(´;ω;`)

悔しいほどのお約束続き、こってこてのステレオタイプの展開なのだけれど、
この古典的な流れに…やっぱり泣かされてしまう…!
(でも、カラッとしてたかしらね。後を引かずにスカッと爽やか?)

てか、最初から何度も鼻の奥の痛い映画でした。

美しい景色と美しい音楽…

って、音楽切な過ぎ…!


ということで、
ほ~らきしょ? ほ~ら美しいでしょ? 

という風にしかとれない?!


どっぷり術中にはまったわたくしでした。。


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ゲキ×シネ [芸能関係]



シネマ歌舞伎は何作品か観たことがあるのですが、
今回は初「ゲキ×シネ」、
舞台を映画化したもの。

観終わった後は、内容があまり残ってなかったというか、
えと、一人の男の野望粉砕?

にもかかわらず、
感動!
生の舞台ならスタンディングオベーション!!

スクリーンにエンドロールが流れ始めたとき、
やや高揚感をそがれたような気がして
これって本当の舞台だったらアンコールのとこなのよね。
アンコールの場面が映されたなら、わたくしきっと拍手するワ!
と、思ったのだケド、
ホントに最後にアンコール場面が映されたワw
(わはは~、誰かがしてたらわたくしも拍手したと思うケド、流石に映画館ぢゃいなかったワ)

タイトルは「髑髏城の七人」、

七人って誰なんだ~?と、
最初はそれらしき一団が出てくる度数えたけど、
結局ラスト近くに七人が特定されたワ。

時は豊臣秀吉が天下を手中に収めようとしている直前、場所は関東。
軸になるのは、カリスマというより最早神格化された信長という呪縛繋がりの三人の男たち。

3時間の長丁場、正直休憩前の1時間強はちょろっと眠ってしまって見逃すところがあったくらいだったのですが、後半はもう息もつかせないというか、

と、とりあえず、まず早乙女氏から一撃を…!

ひょ、ひょひょ、ひょええぇぇぇぇぇーーーーーー!
 (*゜∀゜*)(*゜∀゜*)(*゜∀゜*)

急に昨日思い立ち何の予備知識も観に行ったのですが、
腐女子的には思わぬ眼福…。

ニヒルな使い手ではあるものの、
互角に立ち会うには、三人の中では一番小柄っぽく若干の力不足感が否めない(キャラがね)
最終的には甘さというか弱さが漂った早乙女太一氏演じる蘭兵衛、
信長という接点が判ったとたん、するすると糸が繋がるようにストーリーが展開し、
こ、こういうことだったのねっ!
蘭兵衛の封印された過去とは…森蘭丸!?

ど、どどどアップで○○シーンを見せていただけるとは…!流石シネマ!!!
すっかり目がランラン。

主役の小栗旬氏も、予想に違わぬ安定した演技力&迫力で、
みなの信望も厚い、間違いなく文句なしのヒーロー。
内股を肌蹴ての大立ち回り、
着流しの立ち姿も際立ち、水も滴るイイ男…なのですが、
あ、あの、済みません。この手のキャラ、
わたくしあまり興味が…m(_\)m
かっこいいんですケドね、かっこ良いケド範疇外w
(子供の頃から古代よりデスラー、ルパンより五右衛門、サリオキスよりスネフェル、健一よりハイネル、エロイカより少佐…という嗜好に揺るぎはないようで)

そしてそれに相対する守山未來氏。
映画では「モテキ」「フィッシュストーリー」ぐらいしか観たことないのだケド、
全然ちがう貫禄(キャラとしてね)、
すげー存在感(調べたら身長172㎝なんだケド184㎝の小栗氏と変わらないように見えた)、
身体のキレはもう…なんかスゴイ。
メイク(ジュサブロー氏の人形みたいだったワ)もセリフも衣装もそのさばき具合も完璧で、
ダンスで鍛えられた動きは、
これって生の舞台を撮っただけなのよね?!カット割りとか編集してないのよね?!といった具合。

脇もがっちり実力派で固められていて、
発声、動き、姿…、
もう、それぞれのキャラ立ちが半端ない…!

役者ばかりではなく、
脚本や装置や照明に至るまで、
完全無欠な一つの世界が構築されておりました。
(ちょっとアニメ「北斗の拳」思い出した?)

人間ってここまで完璧に作品を創り上げていくことが出来るのかと…、
能力と熱気にカンゲキ!

(*゜∀゜*)
た、多分、後半ずっとこんな顔して観てたような気がします。
んでもって、流しはしなかったケド、
何度かキラリと涙が光ったかと。

前半動きが多いにもかかわらずカメラがすぐ切り替わり認識しづらい感もありましたが、
いろんなアングルからの撮影と舞台では体験できないアップ映像に、
これはこれで生の舞台にも勝るとも劣らない手法と、納得の出来でございました。


 


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早くも第6話 [芸能関係]



えーっと、DVDが勝手に録画をしてくれてるせいで、
何となく今のところ一話も漏らさず見てしまってますw

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原作は史実をいかに脚色するかという点で非常に面白かったし、
http://casa-giallo.blog.so-net.ne.jp/2010-01-14(マンガの感想)
原作を貸してくれ、映画観賞会も催してくれたCさんも観てるっていうし…で、
さほどの期待もなく、
思い入れもなく、
まぁ突っ込み入れたいのもガマンしつつ、テキトーに観ていた訳ですが…

とは言ったものの、
やっぱり良い機会だからガマンせず言っちゃう~。

有功(ありこと)、公家出身で、伊勢慶光院の院主なのになんで念仏を唱える?
(…と思ってウィキを見たら、伊勢慶光院って臨済宗。。元々尼寺だしどーでもいい?)

春日局、「関東者は気が短い」…って言ったケド、
ずっと関西育ちで、関東行ったの乳母になってからぢゃ…。

うぅ、いいお齢なのに有功も玉栄も、前髪あるワ~。
(いい齢して前髪→「前髪の惣三郎」=男を誘う男、のイメージから抜けきれない)

麻生祐未さん、ほとんどの役柄お好きだし、おキレイだし、ステキだけど、
春日局は…嫌だワ~っつか、第一話のインパクトが、お・下・品!w

美術や時代考証に関してはもはやもう最初っから何一つ望んではいなかったのですが、
やっぱ心のどこかで期待してしまっちゃうのでしょうか。
(大河が努力されてるだけにねー)

きょ、京言葉に関してはもうorz・・


万里小路有功こと「お万の方」。
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爽やかだー。
わたくし堺氏のイメージ「新選組!」の山南敬助。
土方ファンとしては、どのドラマでも見てるのがちょっと辛いというかしんどい存在なのですが、
これはこれですっごくありに思えたキャラ設定でした。
この方ぢゃなきゃ出なかった味わい。

次に強くイメージに残ってるのも大河で「篤姫」の徳川家定。
ニコちゃんスマイルの裏でままならない人生の悲劇臭がまとわりつくあほのフリしてた上様。

大きな瞳、
睫毛が影を落とし、黒目がちで、一見涼やかではあるものの、
細められた瞼の奥の本心はなかなか見せないゾー的な、
眩しそうな…というか張りついたような笑顔のような印象の堺氏、
俳優としてはとっても認めるところなのだけれど、大方がタイプではないワ…なキャラでございましたが。

うふふ[黒ハート]
序盤、大奥に入ってすぐ頃、
廊下ですれ違っただけでいきなり吐き捨てるように浴びせかけられた罵声―「男妾(おとこめかけ)!」。
これはちと萌えました。
確か「Elizabeth」 (1998) か「Elizabeth: The Golden Age」 (2007)にもあったのでしよね。(どっちか忘れちゃった)
エリザベス女王の恋人というか愛人なんだけど、
ヒモでもなく、若いツバメでもなく、ダンショウでもなく「おとこめかけ」って… (*゚∀゚*)ハァハァ
もう、歌舞伎の掛け声みたいなものだワ♪


えーっと、出家して院主になったのに春日の局によって力づくで還俗させられ
大奥で上様(偽りの家光公、男女逆転で女性)にお仕えすることになるのでしが、
無理やりのカップリングだったにもかかわらず愛が芽生え、
切っても切れない深い愛情が育まれていくことに。
(おひょ♪ わたくしこんなシチュもお好き[黒ハート]

ところが一向に御懐妊の気配がないことから
春日の局は種馬をあてがうことに。

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後に「お腹様」(なんで「腹」なのかギモン。。で、やっぱり「お〇ら様」ぢゃないのか?と、突っ込みたくなったりして…)になった「お楽の方」は、先日大河で重盛を好演された窪田氏。
清盛と後白河法皇に翻弄され、懊悩する平家の棟梁とは大違いなチャラ男キャラ。

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チャラ男を躾け、愛する上様の元に送り出さなければならなかった有功。
(しかも春日局からはとっととお褥すべりを言い渡されたし)
生き仏のような慈悲深い元院主さまだったのでしが、
流石に愛する上様の初お床入りの夜は荒れたようで…いえ、荒れ杉!
意外と器がちっせぇ?
(わたくしモノに当たる人ってイヤだけど、これって…もはや病的レベルか余程の安普請?w)

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夢か現か…、
夜更けにふと目を覚ました有功の元に
夜這いをかけ…いえ、子猫のように駆けよって来た上様♪(カワイかった…)

深窓に育った二人のほとばしる情熱、
清廉さすら感じずにはいられない抱擁と口づけ…、

うほほ~、なんだかんだ言っても、こんな時、
やはり前髪の威力を否定することは出来ないワ。
DSCF0070.jpg
このドラマに限らず昨今月代を剃ったスタイルを嫌がる俳優さんが多いとはきいてましたが、
確かに、おデコ丸出しより、前髪があった方がかちょいいというのは
今の時代当然過ぎるほど当然、
自らの見栄えの良さに重点をおかれるのもいた仕方がない?
けど、やっぱり、様式美だろっ、時代考証は忠実にだろっ、とは言いつつ…、
その乱れた前髪のちゅー&傾れ込みに、ちぃっと心動かされるものが…。

い、いえ、心動かされたのは春日局の息子(春日が仕立てた表用の偽家光)が、
決して父とは名乗ることが出来なかった親子対面(春日からすると子と孫)のシーン。
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みんなで春日局の思惑なんかぶっつぶしておしまいっ!

次週はなぜかこんなお方の御出演も。
(恐らく行きずりの僧でしょう)
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そして、そして…、
有功が、京都時代から苦楽を共にしてきた小姓のような存在の「玉栄」を上様の元に送り込むだすよ~♪♪

身代わりプレイ?! うはは~[揺れるハート]


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ついでにドロンDVD「ビッグ・ガン」 [芸能関係]



字幕スーパー、
後からイタリア語に変えられると知ったのだけれど、
始まりは英語だったのでてっきりニューヨークかシカゴあたりの話かと…。

ごくごく一般的な幸せ溢れる家庭。
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でも主人公トニーの裏の顔は殺し屋。


でももっとびっくりなのは…

郷里のお父さんに足を洗うことを相談?!
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神父さまも承知?!
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そう、もはやまるで家業?
いえ、村全体が??
島全体???

妻子の待つ家に帰る飛行機がミラノ行きだったことで、初めてイタリアの話だと判った次第。。
ど、どうもシチリアではみんながマフィア…とまではいわないけれど、
当たり前に準構成員ぐらいにはなってるようで、
もはや町内会的組織?!


唯一のエロ・シーン…ウソウソ、
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愛する息子がママとお出掛け。
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…が、組織をカンタンに脱退出来るわけはなく、
お約束。。
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悲しみに暮れる間もなく自らも追われる身であることを自覚。
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復讐の鬼と化したトニーは一人で組織を相手に…!
繰り広げられる派手なカーアクション、
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殺戮シーンの連続。
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たまには付け合わせ程度に恋の話も。
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そして郷里のマフィア村、
敵の娘の結婚式が手打ちの場に選ばれたのだけれど…。
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因みにゴッド・ファーザーは1972年公開のアメリカ映画で、
こちらは1973年のイタリア・フランス映画。
どちらかというとマフィアを描いたというよりはアクション物。


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恋しい季節 その2 [芸能関係]



文化の秋という訳でもなかったのですが、
久々に映画鑑賞…、「ゴッドファーザー」なんぞを見に行ったりして。

その昔、イタリアン・マフィアの歴史的背景なんてな~んもわかんなかった頃テレビで見て、
レトロ感があり、ストーリーも思ってたよりずっと楽しめた記憶がありました。

第二夜目(分割して放映された)の冒頭がどうみても乾いたヨーロッパで、
唐突感一杯、意味不明だったりしたのですが、
田舎の村の景色や、土着臭いっぱいな結婚式のシーンがとても印象的で…。
シチリア民謡が元になってるというワルツ調のBGMもとても好きでした。
シチリアの場面があったことで、この映画が好きになったのかも。
http://www.youtube.com/watch?v=HMUdck-g-kE&feature=related
(雰囲気が伝わるかと…。花嫁の髪形がカワイイ)

それまで西洋と言えばおフランスかイギリス、
イタリアといえばマカロニやスパゲッティしか連想できなかった田舎少女には初めての世界で
(ホントは「ピノキオ」「ロミオとジュリエット」とか馴染みがあるのに繋がらなかったのね)
それがどこかもわからないなりに、わたくしお好きだワ♡…と。
今なら映画の中に出て来る地名(シラクサやタオルミーナ)も有名どころの羅列だとわかるぅ~。
(その数年後ヴィスコンティの「山猫」を見たのですが、あの貴族の館も同じシチリアとは気が付きませんですた。。)

あと思い出されたのはメンズのコート、
それまでどちらかというと「男はトレンチコート」派のガキンチョには、
アル・パチーノが着ていた紺のウールかカシミアのオーバーコートが何だかとても新鮮に映ったものでした。
(これが黒だと迫力の川島おやびんだワ)
それまでは昭和中期のおやじの遺物のようなイメージが強かったのでしよね。

思い出ついでに思い出しましたが、当時一番衝撃的というか記憶に残ってたのは…
シチリアで結婚式を挙げた最初の花嫁の〇っぱいでしたでしょうか? 
せ、西洋人って〇首に色が着いてないの??なんて…w
この記憶に間違いはなく、当然のことながらやっぱり今回も…。

少し前DVDで、アラン・ドロンがシシリアン・マフィアの殺し屋を演じているのを見て、
こりゃぁもうシチリア島では家業か?といった具合の存在であることを認識し、
移民先では華僑コミュニティなんかでも見られるような自警団的集団、
侠客というのとはちと違うとしても
う~む、いわば必殺仕事人みたいな存在?なんてちょっと肯定的な見方をしてみたりして。

同じようにみえがちな西洋人の顔にチェックを入れつつ、
台詞を取りこぼさないよう丁寧に見た結果…、
170分を超える長丁場はあっと言う間に過ぎてしまい、
眠いどころか終始キンチョー感いっぱい(やるかやられるかの連続だし!)で、まー疲れたこと-3

作品の素晴らしさはわたくしごときがなんぞが今更とやかく申し上げるものではないのですが、
やっぱラスト、赤ちゃんの洗礼と対抗勢力の粛清が同時進行していく演出が…憎イ…!

映画冒頭のアメリカでのガーデン・パーティーの結婚式のゲストの女性たちのドレスも興味深く、
http://www.youtube.com/watch?v=C23vKWFAPJk&feature=related
(じ、実は正直、戦後すぐの話とは思ってもみませんでした。195~60年代かと…
 今回シチリアのシーンでGI見て、えっ?…って。
  だって車はビュンビュン走ってたし、日本とは大違い)
丁度W子さまが連れて行ってくれたアンティーク屋さんに、
ネット付きの帽子やヘッド・アクセサリーが沢山あって、
こんな世界からやってきたのね…と、ちょっと楽しい世界に浸れました。
(流石にニーズは葬式ぐらいしか思いつかないケド←それでもアレ誰?の世界だワ、…誰か結婚式よんで~)

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(ガーデンパーティ。ロングドレスを見るとなんだか南北戦争からそれほど経ってないような感覚に)

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(わかりにくいケド、おばちゃんもカワイイ帽子)

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(時代から取り残された感のあるシチリアの田舎では、1930年代っぽいクラシック・カーも)

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(全体的にはこんなカンジで、60年代に見えなくもない?)


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ラブリー・コンサート [芸能関係]



昨夜、昨年のTガース再結成以来ほぼ一年ぶりにライブに行って参りました。
場所は「ラブリーホール」、河内長野市文化会館。

欄外の「マイカテゴリー」には「20世紀Jリー」なんてのがあるのですが、
こちらはしっかり今世紀Jリー。
カテゴリー新設ほどの需要はないと思われるのですが、
一応ソロコン初体験なんかしてみようかと…。

確かその前々日は昨年行かせて頂いた神戸国際、
コアなファンの方々が多くを占めてそうな都会のホールでした。
(地元大阪はステージが遠い上にもっと固定ファンの比率が高そう?)
申込み時にどっちにしようか迷ったのですが
河内長野を選択。。
ここはどこ?…
なんてことはなく、10年ほど前、関西サイクルスポーツセンターに行ったことあるワ~、
ひと駅手前の千代田の新興住宅地の親戚んちにはよく来たワ~、
と、まんざら馴染みのない土地でもなかったのですが、
改めて駅に降り立ってみれば、
山が間近に迫る、高野山への参詣街道の面影を残すのどかな田舎町でした。

で、ちょっと後悔。。
ホールに向かって歩いてる人って、
やっぱ一定年齢層のJ様ファン?
わたくし、やっぱり外様??
と、俄かファンの居心地の悪さを予感したのですが…。

フタを開けてみれば会場の半分くらいはがっつりジモティのようでした。
「へー、〇田〇二が来るって? 一回行ってみようかいな」的な。
わたくしの席の後ろの方々もそんなグループ。
(でも考えてみれば全盛期のことはわたくしなんかよりずっと詳しいのだワ)

一曲目はみんな着席されてるんだけれど、
二曲目のギンギンな「そのキスが欲しい」では総立ち…かと思いきや、
結構後部座席には座ったままの方が多くて…、

うぅ、わたくしの後ろの皆さま、立ち上がった気配ないワ。。
わたくし、邪魔だワね。。。
で、でも、熱唱されてるJ様には立って応えるのがマナーというもの…!

と、悶々…。

最後まで知らんぷり決め込むか途中で一言謝っておくべきか迷ったのですが、
わはは~、前者を選択。
「知らん曲ばっかりやわ~」「〇〇(他の歌手)の時はトークばっかりやったわ~」とお喋りが聞こえてきて、「前に居てたら合わさないかんから大変やね」「歌のどこでどうするか決まってるんやろね、楽しめていいね」とかユルユルなカンジなおばちゃんたちだったので、まあ怒られることもなかろうと勝手に甘えさせて頂きました。

座席の場所(一階真ん中ぐらい)としても、客層としても、全く中途半端な立ち位置のわたくし…。

でも、折角なのでがっつり楽しませて頂きましたワ。
そ、そう、わたくし、
人生初めて声をかけさせて頂きました。
前の人に迷惑がられないかと心配しながらも、
「〇ュリーー!」と叫んでみたワ♪
アンコール曲の終わりに、最初なかなか声を出せなかったケド、
拍手に紛れて…!


やっぱ…、迫力の声量なのでしよね。
デカい、長い、伸びる…!
そして更にソンケーなのは
息を乱すことも、声を枯らすこともなく、動き回られること。
客席のこっちの方が、腕がしんどい~~、足が痛~い。
一回休憩はあったのだけれど、最初と最後以外はほぼトーク無しというのも凄~~~い!
しかも2時間半近く?!

わたくし、時々妄想することがあります。
この人は、ルックスと引き換えに声を手に入れたのではないかと…(爆)
若い頃から散々美しいと褒めそやされ、
嬌声を上げるファンの熱狂ぶりに「ボクは歌を聴いて欲しいんだ」、
歌を聴いてもらえないのはこの容姿のせい…?とかなんとか思うことがしばしば…。

あるとき声が出なくなって、悪魔か神様からのささやきが。

「声を戻してあげる代わりにその〇ロ〇ロ美神と讃えられた(←わたくしだけね)美貌をもらうよ」

声が戻るならこんなルックスなんか要らねえとあっさり取引。

う~~ん、
J様ってその時点で生まれ変わったというか、
人生を二度生きておられるというか、
容貌も、声も、喋りも、人格も、やっぱ別人ぢゃねーかと思いは払しょく出来ず…w


水の中をイメージしたかのような照明と衣装での幕開けでした。
爽やかなパープル、レモンイエロー、ライトグリーン、アクアブルー…
休憩後はネイビーを基調としたスーツに着替えられてたけど、中はやっぱそんな色目だったような。
髪は染めておられない印象のロマンス・グレーで照明によっては紫にも見えることもありました。

正直、足は思っていたより細く、
上からのライティングの影のせいで顎のラインもシャープ、
昔に比べると重そうな瞼が岸辺一〇氏みたいなお顔の印象を作っていたような。

な、なんか20世紀の面影が…?

とは思うものの、
やっぱ視線を向けられるだけで悶絶しそうになる〇ロ〇ロ美神…という訳ではなく、
(個人的には、H川氏に創り上げられたJ様がお好き[黒ハート]
しっかりプロのお仕事堪能させて頂きました!という世界。

そう、プロのお仕事からは
感動と明日への活力を頂けるのでし。

そしてもいっちょ感心したのは、
力量も凄いケド、
引き出しも半端ない~~!
ということ。
しっとり聴かせる歌から、情熱のロックまで守備範囲広すぎ~~~!

終わりのトークでは、日中問題も取り上げられていました。
終始大阪芸人か文化人か?といわんばかりのほのぼのとした語り口調で、
地元のお年寄りの笑いもとってらしたワ。
Tガースファンの方には今も中国行ってるピーが心配という話題が上ったのが嬉しかったことでしょうね。

最後の「六番目のユウウツ」では拳突き出しはっちゃけて参りました。
楽しかった~。


ちょっと後悔したのは…、
気合い十分、準備万端の参加ではなかったことでしょうか。
昨年のTガースではみんなフツウの格好だったこともあって、
うちわやペンライトの持参も…←ないない!

「時の過ぎゆくままに」が歌われ、
良ちゃんコスプレすりゃよかったと…。

とはいえ一人だし、その後それで南海電車乗る勇気ないしw

因みにわたくしの頭の中では良ちゃんコスプレが一番手軽そう?

「LOVE抱きしめ…」のコート ←濡れるともったいない
「ダーリング」のボーダーの水兵さん ←季節はずれ
「勝手に…」のクリーム色のスーツ ←作らないとダメ(着てもヘンなおナベになりそう)
「憎み切れない…」 ←エロすぎ(…ってゆーか特殊な趣味のクラブ内でのプレイの一貫かと?)
「ストリッパー」 ←志茂田〇樹氏のようなおばちゃん、絶対居る
「サムライ」 ←絶対無理!
「TOKIO」 ←・・・


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大河TのK [芸能関係]



骨肉相食む…、
視聴率が低いなんてどこがつまんないんでしょうね。

某公共放送の
腐女子におもねった大河、
以蔵&晋作以来のワクワク感で楽しませて頂いておりますワ♪

千秋先輩と主人公の源平武家サイドへの関心は
残念ながら低迷したままなのでございますが、
御所周辺が昼ドラ以上のドロドロさ、
しかも頼長さま押し倒し…♪(いいのかーっ)


先日は見事な手のひら返しを見せてくれた主人公は
(ありゃ非道かった!)
出自の割には思いっきりマトモ。
(退廃の香りがみじんも感じられずつまんない~)
この脚本では思いっきり白河法皇の御落胤であることが前提に描かれております。

そういや数年前に読んだ ↓ では、
華族たちの近代.jpg
華族では血統にあまり重きを置かないようなことが書かれてたような。
高貴な家から養子をもらうのが尊ばれたということで、
この時代にもそんな風潮があったのかも。
実子より養子の主人公をみんな有難がってたのかもしれないワ。

残念なのは頼長さまがそろそろ御退陣のご様子。。
そのあとは後白河帝に頼るしかないのかしら?

後白河帝といえば、今、こんな本を読んでます。
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ようやく半分くらいまできた?
タイトルには「ススメ」とありますが、その生業に関してのほぼ歴史書のようなもの。
太古からの事例を、こんなのもあるよあんなのもと、事細かに紹介されながら、
芸能に生きる者たちの社会的地位を探っておられます。
青墓(現在の岐阜県大垣市 ドラマ当時傀儡や遊女の一大拠点)話も何度か。

前々回の終盤、
唐突に青墓に行くと言いだした雅仁親王(松田翔太氏・タナボタで後に後白河帝に)が、
乙前の今様に惹かれ、師と仰ぎ招聘する訳ですが、
乙前(聖子ちゃん)見て、なぜにそこまで心奪われたのか伝わってこないのが残念。
「今様」って実際のところ、書物に書かれてる以上のことは判っていないのだそうでしね。


前回の見どころは、雨中に突っ伏す崇徳上皇の前に・・
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何の脈絡もなく現れる頼長さま。。
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次回のお楽しみは、わっるそーな後白河帝と
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わっるそーな頼長さま♪
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わたくし的にはドラマの行く末は二人にかかってるのだけれど。。


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シネマ歌舞伎 海神別荘 [芸能関係]



久々のシネマ歌舞伎、今回は三部作なのですが、
その二本目「海神別荘」。

http://www.youtube.com/watch?v=ZD3sn8CSHcE

2009年、歌舞伎座での収録だそうです。

舞台は海の底。
わたくし的にはグロッタを連想するようなセットで、
その辺りからもうワクワク♪

(グロッタ・・
 イタリアやポルトガル南ドイツ辺りの
 お庭に続く貝殻や石なんかでモザイク状に装飾された人造洞窟
 グロテスクの語源とか)

お腰元衆と僧都との綺羅を纏ったような台詞の掛け合いの後、現れ出でた公子、海老蔵―

これ以上の配役はない?

育ちの良い、それでいて短気でどSな若様っぷりが予想外の出色。

うっつくすぃ~~~。

恐らく、1本目の「天守物語」の姫川図書之助より
こっちの方が彼の魅力が引き出されてると思う~。(観てないケド)

図書之助って、どうも濁を併せ持たない清ばかりの人となりがお人形ちゃんのような気がして…
って、
ずっとずっと昔に新歌舞伎座で観た「天守物語」は
本当にお人形でした。
富姫が玉三郎丈で…、

と、ここまで書いて中断。

軽い風邪がなかなか治らず
な~んか耳鼻咽喉を中心に身体全体、頭もぐずぐず。。

その昔、養老氏の「記憶はウソをつく!」という本を読んだことがあるのですが
サイトを調べても玉三郎が富姫で、図書之助が辻村シュサブロー氏の人形なんて舞台はヒットせず…。

あり???

ココ部屋の本棚からあっさりと見つかったパンフレットはこんなでした。

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富姫&その他が人形で、
図書之助は平幹二朗氏。

で、その公演パンフレットにこんな画像が。

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記憶の捏造源はこれだったのねん。
しかも場所は国立文楽劇場だったワw

体力があれば次回に続く~?


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スクラップをスクラップ [芸能関係]



年末、情報誌のスクラップファイルみたいなのを一冊廃棄したのだけれど、
ぱらぱらっと見て目に付いたのがこちら。

モチロン彼らに興味はなく、欲しかった情報の裏ページだったのですが。

ほーっ、左のお二人ってこんなだったワよねー、ケドそんなに変わんない~、とか何とか…。
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ん?んん?んっ?この二人って…。
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え~~~っ!
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TKOのお二人…。(実は名字が似てるため、どっちがどっちなのかわかんないんだケド)

変われば変わるものだとおどろきもものき…、な1枚でした。


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エリザベス [芸能関係]



「エリザベサン」とは―?

暮れに建物の写真集なんぞを見ていて引っかかった言葉。
検索してみたのですが、あまりヒットせず…。
日本の洋館関係の本だったので、1800年代後半~1900年代前半と思い込んでたのですが、
どうもエリザベスⅠ時代のスタイルを指している?

…ということで、どんなん槐な~と、
映画のDVDをレンタル。

最初は「エリザベス・ゴールデン・エイジ」だけだったのが、
「エリザベス」の続編だというので、二枚一緒に。

諸般の事情で結局「エリザベス」の方を後から見ることになったのですが、
単一でも十分楽しめる内容となっておりました。

「エリザベス・ゴールデン・エイジ」(2007)は
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=vITxj7Tq4f4&NR=1
アルマダの海戦をクライマックスとした
女王としての地位を確立した後のエリザベスを描いた作品。

恋バナもあるにはあるのですが、
英国のため、女王としての生き様を貫く姿は
あの秋に読んだコミックス「七つの黄金郷」中のキャラに共通する程の威厳も。

対して「エリザベス」(1998)は、
http://www.youtube.com/watch?v=DyGBwrtIamw&feature=related
王女として生まれながらも
常に死の影がつきまとい、運命に翻弄され続けた少女時代を送ったエリザベスが
即位の後、降りかかる困難に立ち向かい、揺れ動く心を律し、
絶対君主として生きて行くことを決意するまでを描いた作品。

ラスト・シーンの白塗りと縫いとりやアクセサリーで過剰にまで装飾されたいでたちは
道化のようにみえなくもなかったけれど、
英国国家との婚礼衣装―ウェディング・ドレス姿と受け取っていいのでしかね。

肝心のエリザベサンについては、
要するにテューダ―とかジャコビアンの仲間と思っておけばいいのね…って具合で、
さほど収穫があったわけでなく、
どちらかというと衣装やアクセサリーの類が楽しめました♪


そうそう、アルマダをウィキったついでにメアリーⅠをクリックして知ったのですが、

クイーン・メアリー(Queen Mary)は他に3人がほぼ同時代に存在する。

メアリー女王、メアリー1世に限っても2人、メアリー・テューダーに限っても2人が存在することになる。

なんですって。

ややこし~~~。


…ということで、今年はDVD鑑賞からスタート。
だらりんだらだらを実践してまし(今日だけなんだケド)。

本年もよろしくお願い申し上げます。


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晋作を堪能? [芸能関係]



晋作と次郎しか知らないのであの美形俳優を堪能してみようとDVDをレンタルしてみました。

予告編は
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pa40.jpg
…なかなか良く出来たコピー。。


こんなサービスシーンや
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こんなサービスシーンもあったというのに…、
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映画は監督のものであると思い知らされた一本ですた。。

ここって日本なのよね~?・・と、確認したくなるような広がりを見せる風景、映像全体にかかる独特の色。
監督の感覚で切り取り映し出された日常の風景は
ふっつーに見慣れた新興住宅地さえなんだか別世界のような。。

一度見ただけではもひとつ理解しきれないストーリーと、西洋の温泉が出てくるあたり
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…、なんかあの映画をみたときのカンジに似ているワ…と。


ああ、これこれ。
nosu1.jpg
廃墟美萌えをしたくてレンタルしたことのあるビデオ。
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こんな映画に共通するのは、
美しいのだけれど…、

絶対寝ちまうってこと!
巻き戻しては寝る[眠い(睡眠)]
を、繰り返すのでしヨ。


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ちょこっと芸術の秋 2 [芸能関係]



サイックリング♪がてら覗いてみたのがこちら。

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この博物館って、国営系放送局のお隣…っつか
エントランス・ホールとか共通。

なんだかえらく人だかりで
イベントがなされてるみたい?

おぉっ、このかつて聞きなれた声は…、

わんわん!
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鉄ヲの頃からこのキャラ、変わんないのでしよね~。

そして…、
あ、こちらも変わってない~~!
suto.jpg
相変わらず、子供向け番組にいいのかっ?!ってカンジだけれど。
(おや、素顔はなかなかではないの)

危うさでは民放のこちらと双璧だったワ。
http://www.youtube.com/watch?v=A0r68B3GL8w&feature=related


この日は局内を一部見学・体験することができました。
でもおひとり様の土曜日って…、なんだかカワイソウな人みたいだったワw

それでもしっかりブルーバック体験とかしてみましたケド。

朝ドラのスタジオも中に入れたし。

そういえば
あのオープニング、ちょっとばかりドラマの内容に相応しくないとかどうとか賛否両論、物議を醸したそうで。

わたくしも気になったのですが、
キャラが濃く、熱く突っ走り杉なストーリーなもので、バランスを取っているのだと解釈しておりました。
オープニングまで元気よ杉だともはやしんどい?との配慮かと。
(わたくしは好き♪)


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マリー 1 [芸能関係]



ペラッペラのモッズ・パーカーみたいなのを羽織って教室に通いだして早や一月近く、
じわじわと上に着るものが厚手になってきて
夏の終わりに台風接近中の荒天を押して買いに行ったあのファイク・ファーのコートが
役に立つ日も。

ちょっと大仰だケド、あったかいワ♪

(一月通うと教室の他の方々のこともちょろちょろ耳に入ってきたりして…。

 だんだん判ってきたことは
 どうもシルバー・クラス←ホントはこんなクラスはない
 のおばさま方は超どマダム?

 海外の親戚の結婚式に招待されたのだけれど
 来賓が数千人規模でそこのお宅が「風と共に去りぬ」の屋敷みたいだった
 とかいうお話を伺ったり。←御主人が華僑?
 お手伝いさんの複数いらっさるおうちなんかは珍しくないようで…。
 
 な、なんというか
 特別であることが普通のお育ちの皆さまのようだから
 「ひぇ~」な発言もちらほら。
 水面下…いえ、あからさまなバトルも色々あったりして…。

 んなような方々たちには、どうもあのフェイクはホンモノに思われちゃった??
 「〇&Mで、はっしぇんえんもしなかったんですぅ~♪」とは言い辛い雰囲気。。)


…ということで、(って、長い前振り)


ファー…、
ファーといえば

やっぱこれ?


kegawa2.jpg

参考画像を…と思って検索したのだけれど、
こんなDVDが発売されていたのでしね。

観てみたい~♪

でも、今、とことん物入りで…、
うぅっ、レンタルにはないワ~~。

もちろんこの作品といえばこのお方も外せない~~♪

kegawa1.jpg


さてさて、美少年・欣也役、
一度見ただけでは誰なのか判らなかったワ!

kegawa4.jpg

答えはこちらで。

http://www.youtube.com/watch?v=ZJKSNcCuoAM

うぅっ、ますます見隊~~~!


(王子と思っていたら、彼のライブって結構〇ロいんですのね。
 http://www.youtube.com/watch?v=4lqWcAgI764&feature=fvwrel


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