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ベルヴェデーレ宮殿 上宮 [中欧]



その昔ツアーで訪れた際、庭園が楽しみだったのに宮殿内見学に終わったのがシェーンブルン、
宮殿内に入りたかったのに庭園をちょろっと見ただけで終わってしまったのがベルヴェデーレ。

ちょこっと馴れてしまった感のあるトラムで朝からゴー♪

ベルデヴェーレ宮殿は前日降り立ったウィーン中央駅から一駅先。
細長い広大な敷地にゆるやかな坂とテラスが続く庭園を挟んで
迎賓館として使われていた上宮と居住のための下宮が建っています。

入口はいくつもあるのですが、
下宮から上宮は疲れるので上宮から下宮ルートがおすすめとの口コミに従って
上宮側の南端入口から入場~。

前庭だけでもひっろーい。
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一階入場してすぐ右の現代美術のようなものが展示されてた部屋。
改めてこうして見てみると、上階の部屋の試みに造られた??なんて思えるような
天に続くような騙し絵天井。場所的にちょっと不似合いかも?
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瀟洒だけどあっさりとした白い印象の階段ホール。
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そして広がる華麗で濃密な大ホール。1568-001.jpg1571-001.jpg1572-001.jpg1575-001.jpg

隣の部屋だっけかな…と思ったら、検索してみると
美術館の絵を撮影したい人用のレプリカ部屋だったようです。
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そう!かつてわたくしが宮殿に入ることを切望してたのは
クリムトを見たかったがため。
なんか写真がなかったからすっかり忘れていたけれど、ここは美術館。

でも…すっかり絵の展示部屋の記憶がぶっ飛んでるワ。

えーっとえーっと言い訳するなら
それを忘れるくらい宮殿の内装の印象が強かったのと
下宮で期せずして素晴らしい好物な作品を目にしたのと
(絵画の記憶は下宮ばかりなのでしよね)
そして、ウィーンではこの後もあちこちでクリムトを目にしたのと…
そうそう!
今年はクリムト没後100年!!
ウィーンでは各地で記念イベントが開催されていてクリムトの大盤振る舞いがなされていたのでした。

窓越しに上からもホールを見渡せます。
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中央テラス付近の窓からの眺望。
下宮に向かって刺繍花壇と噴水、彫像の庭園が広がります。
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ベルヴェデーレといえばコレ!的な彫像。
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マリア・テレジアが臣下である公子の宮殿を買い取ったといわれているベルヴェデーレ。
バロック式の壮麗な造りだけれど王宮のような権威的な絢爛豪華さは控えめでほっこりできる印象が。
植え込みにもワイルドフラワー。
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バロック宮殿らしい豊富な水量の噴水。
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難を挙げるなら女性像がマッチョなところw
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人造ではあるけれど森の緑とバロックな彫像のとりあわせが中欧らしさを感じさせます。
霧のシーズンに訪れるとまた違った印象かも。
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