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ちょっとだけ秋の京 [旅行関係]



秋の京をちょこーっとだけ満喫。
別々にランチを済ませて途中駅のホーム集合。
鶴橋以来クラノスケに付き合ってもらってお出かけしました。

JRの某駅徒歩10分ぐらいのところで目的を果たした後、駅近のドトールコーヒーで休憩してお別れ。
乗馬での圧迫骨折の一件以来、いやその前から?長時間歩くのは疲れるようです。

わたくしはといえば折角ここまで来たのだからと
京都駅で解散。
そして差額10円、初乗り140円の道程を徒歩で移動。
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帰路に着く人々の波を反対に進んで7時までライトアップされている特別拝観中のお寺に向かいました。

紅葉ではチョ~~有名な東福寺の塔頭寺院の一つ勝林寺。

大概の有名夜間拝観寺院って一旦5時に入場を打ち切って改めてライトアップ入場を開始、
経験では門前に長蛇の列があってゆうに1時間以上待ちだったりするのだけれど
こちらはそのままの流れでライトアップが始まり、7時に終了するのだとか。

とてつもない混雑ぶりが想定される東福寺に対し
なんとも穴場的な静かなお寺。
襖を開け放ち蝋燭の灯が揺れる中での紅葉鑑賞は何とも風情がありました。
(うーん、この日は暖かかったこともあり、虫の音がしそうな初秋のような風情?)

で、ライトアップも紅葉も一応目当てではあったのだけど
やっぱりメインは特別拝観の御仏像。

足を延ばした甲斐がありました。

装飾的な美丈夫の毘沙門天さまも
その脇の彩色の残る吉祥天さまもとても魅力的なお像でございました。

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わー、遅くなっちゃったワ、帰んなくちゃと思ったけど
これでもまだ5時過ぎだったでしょうか。
日が落ちるのはや~い。
こんな時は西の方々(九州場所の外の様子とかみてるとね)が、羨ましくなります。




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ハピバカレンダー Ⅲ [GB]



昨年は別のグッズに変更され購入を躊躇わずにはいられなかったのだけど
今年は再びカレンダーになっていて
サンプル写真を見て、迷うことなく予約ポチ!
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うおぉぉ…!こう来たかぁぁ…!!と、
毎年ファンの心を鷲掴みせずにいられない内容というか
いろんな嗜好のファン向けに構成された写真のコンセプトの方向性の確かさに舌を巻かざるを得ない出来で、
今年は特に世間の皆様っ、これがっ、これがあのケンジなのよ~~[黒ハート][黒ハート][黒ハート]
と、ホント、世間に喧伝したい程満を持してのわたくしのお好み的表紙でありました。

んで、
今までは前日フラゲ気味だったのが
当日夜の配達。
鉄ヲ受け取り。

暫く後に自室で見るも背後に鉄ヲの影。

まだ落ち着いて眺められてはいないのですが…。

表紙に続いてずーっとこの手のコスプレが続いているのかと思い込んでいたので
表紙・・・きゃぁぁぁ~~♪(心の中)
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う、うつくすぃ~♪♪
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そして運搬中の巻き癖を広げたりしてる間に最後の一枚の下部にちらっと覗いた一文。
そ、そうなの?ドキドキ…。

2枚目…
あり?次はコスプレじゃないのか。。

3枚目、4枚目・・
こ、これぢゃあ普通の写真じゃないかぁ~!(今時の背景と洋服)

最後から2枚目はまたまたヴィジュアル侍で満足。

そしてそして期待に胸と鼻の孔を膨らませ、
鼻血用にティッシュの用意はしなくていいのかと心配しつつ捲って見た最後の一枚。


・・・おいっ!!(心の中)

サプライズ頁にはいつもの白塗りが跳んでおりました。
(多分これを望むファン向けに考えられたのよね)

今まで全編白塗りなしが前提だったから
これで褌一丁というのは普通じゃんっっ!
いつも通りというか通常帰着。。




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芸術の秋 [趣味関係]



春と秋はお出かけの季節。
うーん、でもこの秋は天候不順の影響もあってなかなか楽しめないでおります。
なんか雨~。なんか急にさっむーい。
その上北斎展、国宝展、人多杉。
待ち時間を確認すると萎えてしまいます。

そんな中で少々盛り上がったのが
ミュシャ展と大エルミタージュ。

ミュシャは昔から見杉てるほど見てるような感じがあったのだけど
今回は原画も多く
久々に図録なんぞを買ってしまいました。
コピーしてデッサンの勉強なんぞをしてみたいとか思ったのですが
果たして果たされることはあるのか…?!

エルミタージュは恒例w子さまとのランチついで。
この手の展覧会は収蔵品を見るより
宮殿の雰囲気に触れたいみたいな気持ちが大なのですが
やっぱり御多分に漏れず無機質な白壁に絵がかかるのみ。

展覧会によっては宮殿の室内を写したパネル部屋があったりする昨今
僅かばかりの期待を抱いて訪れたのですが
やっぱり写真がキモチだけチラッとな…といった感じで、ちょっと残念。
でも、作品は秀作揃いで
エルミタージュの嗜好が伝わる佳い内容だったと感じられました。
クラーナハも見られたし。

んで、今回は事前にその存在を知っていたため
ちょこっと楽しませて頂きました。ー美術館での顔出しパネルでの撮影w
美術展には一人で行くことが多いので意外にもこれまで多分ほぼ経験がありませんw


一人だったのにその辺の二人連れの女の子に声をかけて撮ってもらったのが
「ジスモンダ」。

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胴体と頭が大きくズレていたため勿論修整。
ついでに繋ぎ目も修整、頭部を95パーセントに縮小したしましたw
髪も加筆したけど元々がリアルっぽくない絵なので
割と馴染む~w



そして、「エカテリーナ」。

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これは撮りっこしたw子様も元漫研なもので
角度があーだこーだとか検証しつつ、何枚か撮影して試行錯誤しあった結果の一枚。
作品鑑賞の前に撮影したものの
やっぱこりゃ酷いと鑑賞後再び撮影しなおしたというw
もちろん修整の上、巻き毛も加筆。

このパネルはねー、、、
別の友人が撮っていたのをラインで見せてもらったり
画像検索したりして事前に見ていたのだけど
何とも撮影し難い…!

みんな埋もれちゃう感じで顔が出てて、
余程高い位置から首を出さないといけないのだろうと思っておりました。

…が、
実はその反対で、高い台の上に乗るようになっていて
自然な高さに顔を出そうと思ったら
腰を落として頭を突き出すようなポーズをとらざるを得ず、
結果肩とか腕が写っちゃうという。

w子さまはハイネックのお洋服だったものだから、
丁度チョーカーをしてるような感じでキレイに嵌っておられました。

わたくしなんかニットだったから首回り手で引っ張って広げちゃった~。

ということで何やっとんぢゃ?な美術鑑賞でした。
ふふっ、楽しませて頂きましたワ。



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秋の南山城 2017 続き [趣味関係]



お山を下りてきて加茂駅まで戻り
更に足を延ばして(といっても迷わず歩けば10分程度なんだけど)
小高い丘の上の集落にある常念寺へ。
(今回特別公開の寺院中に、同じ南山城エリアに全く同名のお寺があるのでややこしい)

現在も積極的に活動されているというイメージの佇まいで、新しい建造物も。
ご本堂も綺麗に整備されたような印象だったのだけど、
主要な仏様は穴場的文化財のような輝きを放っており
周辺の奈良の古寺とはまた違う中世の魅力を湛えておられました。

パンフレットもなかったので記憶をたどりながら備忘録的に記しておくと

正面が立像の阿弥陀如来三尊で
左後方に珍しい座像の地蔵菩薩。
更に奥まった阿弥陀様の後ろの回廊に釈迦三尊像、薬師三尊像。
右側に十一面観音立像。

個人的には奈良の古寺のやや彩色が残るような塑像や木造がお好みで
平安期の作に入ると、好きの主軸からは離れていく傾向にあるのですが
目尻が横にしゅうっと長い平安期や
斜め上に切れ上がった室町期の仏像の良さというものも
感じられる訪問となりました。
…ということで、こちらの十一面観音様もスレンダーな若いイケメン系ということですw


で、
なんというか、侘び寂び至上主義の方の中にはこういうのを受け付けない方もいらっしゃるのではないかと思われるのですが、
わたくしとしては「あり」というか、
出来上がった様がとても楽しみなのですが
こちらのご本堂、
現在も手を加え中?

ご住職らしき方のライフワーク的構想のなせる業と推察されるのですが
奥の漆喰の白壁に水に立ち上がる蓮のレリーフが。

一瞬コテ絵?とも思ったけど、木彫なのだとか。

それより何より楽しいのは正面の阿弥陀三尊像の背景が
楽器の類を携えて雲に乗った天女様たちの像。

更にその奥に平等院の建物のようなレリーフ。

何れも極彩色で、壁の上半分くらいを埋め尽くしていて
更に近くの梁や柱のようなところにもはみ出すくらい。

古寺巡礼に浸った目には馴染まないだろうけど
平等院の雲中供養菩薩像も彩色すればこんな感じだったんじゃないの?ということで
私は容認派。
平等院のよりかなりモクモクした雲のようには感じられたのですが
ちょこっと小耳に挟んだ話によるとこの雲、まだまだ下の方まで増える予定とか?

更には阿弥陀様の光背が放射状のものに変更されるとか?
おぉ~、な、なんか構想が見えてきたような。
この背景は西方極楽浄土~。
とかなんとか一人心の内で盛り上がっておりました。

西洋彫刻より仏像彫刻の方が好きといった類の罰当たりなファンなもので
仏教の教義や信仰、仏教史等にも全然詳しくないというか
拝観の際の概要説明でおききしたような知識しかないのですが…
勝手に妄想。


近くの海住山寺は天平時代に十一面観音をおまつりして創建、
焼失後、鎌倉時代の中興の祖貞慶によって補陀落山海住山寺と名付けられたとか。
南海の洋上にあるとされる観世音菩薩の浄土、補陀落山に
周辺の平野とその彼方に望む山々を海と補陀落山になぞらえ菩薩道実践の場になされようとしたのではないかという…。

そういや現行寺もこちらも、光背は舟形の雲文だったような。
うーん、この地域一帯は補陀落山信仰が盛んでそれであのようなレリーフも?
とかなんとか。
(でも、こちらのご本尊様は阿弥陀様なので西方極楽浄土が適当?)


まあそんなことはさておいて、
彫刻とかレリーフ、壁や柱の装飾画って創建時は極彩色だったことが多いんですよね。
ただ現代はなかなか馴染まないというだけで。
全然外れたことでもない(というか本来はこうあるべき?)ので
想像の域をこえることのない浄土というものを具現化してくれるって、完成がとても楽しみ♪
いつかまた出来上がった頃を見計らって訪れたいものです。


ということで、この日は最後のお寺を堪能しすぎたこともあってこれにて終了。
加茂駅周辺ばかりになってしまいましたが、
また来年に期待!
叔母んちの近くを巡るのに、素通りするというのも気が引けたのよね~。









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秋の南山城 2017 [趣味関係]



余談ですが、京都と奈良を繋ぐ
JR奈良線って奈良を通ってないってご存知でしょうか?

たまにまぼろしの大仏鉄道やなんかとからめたりして
鉄道ネタでつまみ食いのように一般に取り上げられることもあるこのエリアは…木津川市。

今ではベッドタウンに住む人々を日々都会に送る役目を担っている田園風景の中に佇む駅が
かつて鉄道を繋ぐ夢の起点の一つとして位置付けられてたことを知る縁がないこともない
この一帯。
柘植行電車のアナウンスなんか聞くとなんか距離だけでなく時代的にすっごく遠くへ旅する感じが。。。

でも、降り立つまでは専ら大阪在住民にとっては奈良の続き?
大阪発奈良方面行きの電車の終点で、
多分普通の電車通勤の方々にも行先表示板でもお馴染みの地。

でも、
京都なのでしよね。

車でも北山十八間戸とか般若寺のちょっと先って感じなのですが。


なので京都非公開文化財特別公開のお仲間。
うー、なんか馴染まないー。
でも、嬉しい~♪

普段から公開されている文化財にもこの周辺には素晴らしい仏様が一杯。
ずーっと昔から気になっていた仏像にもお目にかかれるということで
喜んで行って参りました♪
(前振り長い!)


まずは加茂駅から徒歩で現行寺へ。
山里といった風情の中にお堂が。

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こちらの十一面観音様は
四半世紀以上前に写真を目にし、以来拝観できないかと願っていて
数年前漸く博物館でお会いすることが出来たのですが
こうして地元で拝見が叶ったのはやっぱり格別でございました。

スレンダーな体躯やシュッとした目元が時代を反映した感のある座像
(十一面観音様としては珍しい)で
若い女性的なイケメンといった印象でしたでしょうか。


続けて今だけ特別に運行されているバスで海住山寺へ。

こちらは
海のない奈良にありながら名前に「海」のついたお寺として、
「海龍王寺」とともに仏像鑑賞を始めた頃から名前だけは馴染みのあったお寺で、
町中にあって訪問しやすいのが海龍王寺(こちらも素敵な十一面観音様が)、
山の上の滅多に行けないところが海住山寺とインプットしていました。

イメージは山の上の大伽藍で、
実際のところはちょっと想像とは違ったのだけど(過去がそうだった?)、
山の上も上、九十九折の坂道をバスで上がったのですが
車窓からあと○×メートルという表示が目に入っても、えっ、これだけしか減ってないの?みたいな感覚で
ホント、今まで歩いて登ろうなんて計画しなくてよかったと思われるような道程でしたw

この期間、五重塔の内陣も拝観できますが、
四天王立像は現在東京国立博物館の運慶展に出品中なのだとか。
うー、残念!
(いえ、行くまで存在を知らなかったのですが。普段も奈良国立博物館寄託?)

毎度お馴染みな方の十一面観音様の方(ご本尊ではない方)は、
装飾的なのがお好みなわたくしなどにとっては
仏像の中では幾分苦手っぽい
どっしりっとした存在感の漂うハイカルチャー的な洗練された仏様のように見受けられてたのですが、
山里の上のお堂で拝見するとまた違った印象を受けました。
ちょっと親しみ易さのようなものが感じられた?

本堂の組子の欄間や狩野派の絵も思いがけない収穫で
座敷からは紅葉を眺めることも。
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裏に回ると、恭仁京があったとされる平野と木津川を見下ろせます。

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うー、写真はも一つだけど、山道を登った爽快感はありましたw

次回に続く~。





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